佐賀県鳥栖市教育委員会は12日、鳥栖西中の前の男性校長(58)が新入生122人分の名前、成績など個人情報が書かれた書類を誤って焼却処分したと発表した。校長室にある金庫に保管していた文書を年度末に整理した際、十分に確認をしないまま三養基郡みやき町のごみ焼却施設で焼却した。

 11日の入学式後に保護者に説明し、謝罪した。市教委は「焼却施設で処分したことを確認した。個人情報が外部に漏れる恐れはない」としている。

 廃棄したのは旭小から進学した新入生118人と、県内外の4校から進学した4人の名前、生年月日、住所、教科別成績の写しや健康診断票など。市教委によると、主幹教諭が3月27日に旭小から届いた書類入り紙袋二つに、別の学校からの4人分も入れて金庫に保管したが、校長に伝えるのを忘れた。翌28日に前校長が金庫内を整理した際、紙袋の中身を十分に確認しないままごみに出し、その日のうちに焼却処分した。

 市教委は公文書をシュレッダーで処分するように指導しているが、処分方法も守られていなかった。前校長は「軽率な行動で多大な心配と迷惑をかけたことを心から反省している」と話している。

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