佐賀県内の若手農業者と山口祥義知事との懇談会がこのほど、杵島郡白石町で開かれた。次世代の農業を支える20代~30代の男女各7人が、日ごろ農業の現場で感じていることについて、ざっくばらんに意見を交わした。

 4人の子育てをしながらキュウリを栽培する唐津市の女性は「農業はストレスゼロ」と言い、小城市でナスを育てる男性は「自分自身で采配を振るうことができるのが醍醐味(だいごみ)」などと農業の魅力を語った。

 一方、「タマネギの収穫時期に人手が足りずに困っている」(大町町の女性)、「消費者の花離れが進み、試行錯誤している」(唐津市の女性)といった課題も上がった。

 耕作放棄地が増加する現状を受け、農地を集約するシステムづくりや、最新の農業機器を使って「世界初」の取り組みを佐賀から発信する必要性を訴える意見も出た。

 懇談会は、若者や女性の意見を県の農業施策の参考にしようと開き、今回が2回目。山口知事は、若い農業者同士が横のつながりを持つ大切さも指摘した。

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