気合いの入ったポスターの横でポーズを取る六本木ヒロシさん=佐賀新聞社唐津支社

 唐津市出身の演歌歌手六本木ヒロシさん(40)=本名・原田大翁(ひろお)=が新曲「親不孝」をリリースした。東京の大学を卒業後、「3年だけ好きなことをさせてくれ」と親を説き伏せ18年。わが身を重ねるように、しみじみと親への思いを歌い上げる。

 新曲は日本クラウン移籍第1弾の「何があってもあきらめない」以来1年ぶり。コミカルな音頭調を交えた前作とは一転、「親不孝」は「俺がまだ若い頃 世間に悪さした 土下座して親父をなだめる 母がいる」と歌う本格演歌だ。

 東京で一人暮らしをしながら、スナックやカラオケ店、地域の公民館など、全国各地をキャンペーンで回り、CDを手売りする。「かつかつの生活」だが、「売れたい。最終的にはそれだけ」。意地がメジャーデビュー曲のタイトルでもある「男道」を支える。

 先週末には唐津に戻り、なじみの店を回った。「『親不孝』をヒットさせ、親孝行したい」。ジョークを交えて語る息子の横で「親不孝とは思わないけど、歌詞がじーんときます」と母純子さん(64)。7月は東京、9月には大阪で500人前後のホールでワンマンコンサートを開く。

 CDは「ひとり酒」とのカップリングで税別1204円。

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