新任保護司を代表し、橋爪成光佐賀保護観察所長(右)から辞令を受ける德永まゆみさん=佐賀市の佐賀合同庁舎

 非行や罪を犯した人の立ち直りを地域で支える保護司の辞令伝達式が11日、佐賀市の合同庁舎で開かれた。ここ数年で多くの任期満了者が見込まれる中、新たに11人が加わり、佐賀や鳥栖など県内6保護区に配属された。

 新任保護司になったのは、44~64歳の男女で地方公務員や団体職員、主婦など。伝達式では、新任保護司を代表し、佐賀保護区に配属された德永まゆみさんが橋爪成光佐賀保護観察所長から辞令を受けた。

 橋爪所長は「保護司は地域の実情に詳しい。任期は2年だが76歳未満の方を再任するので、ぜひその年齢まで続けてほしい」と激励した。新任保護司になった原口省二さん(64)は「自分の勉強になり、世の中のためになるならと思って引き受けた。自らの経験も踏まえて活動したい」と話した。

 県内の保護司は現在、全8保護区に525人。充員率は95・5%で全国平均を上回るが、2018~23年までの任期満了予定者は約130人で、新たな保護司の確保が課題になる。

 保護司は法務大臣から委嘱されたボランティア。保護観察を受けている人への指導や助言のほか、少年院などの矯正施設から釈放された後、身元引受人や更生保護施設との橋渡しなどをする。

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