南ヨーロッパの街並みをドラマチックに描く荒木淳一さん=佐賀市の佐賀玉屋

 洋画家の荒木淳一さん(63)=埼玉県在住=による「油絵展」が、佐賀市の佐賀玉屋で開かれている。近作約30点で、太陽の光を取り込んだような明るいヨーロッパの街並みが広がる。15日まで。

 荒木さんは愛知大を卒業後、フランスに留学して演劇を学んだ。約30年前から油絵を始め、全国各地で個展を開く。

 南欧の陽気な空気が流れる街の一角を描いた作品や、ベネチアの街並みにたたずむ女性の幸福なひとときを描写する「サラシリーズ」などが並ぶ。ナイフで絵の具を塗りつける「ペインティングナイフ」という技法を使い、ヨーロッパのからっと抜けた空を表現する。

 映画のワンシーンを切り取ったような作品が多く、荒木さんは「絵の中にドラマを入れたいと思っている。見た人にも想像してもらいたい」と話す。

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