新入生を代表してあいさつする吉原颯人さん=佐賀市川副町の県農業大学校

 県農業大学校の入学式が10日、佐賀市川副町の同校であった。本年度から4年制大学への編入が可能となる専修学校へ移行。農業情勢が厳しい中、昨年より約10人多い33人が入学した。

 入学生の内訳は、農業に必要な知識や技能を基礎から学ぶ2年制の本科に30人、就農に向けて専門的に学ぶ専科(1年)に3人。多くは農業高校などの卒業生で女性は2人。佐賀の進んだ施設園芸を学びたいと、福岡県の糸島農業高校の卒業生も2人、入学した。

 式では、永渕和浩校長が「本校には先進的な技術を学べる施設と講師陣がそろっている。それぞれの目標に向かい、日々、精進してほしい」と激励。新入生を代表して、白石町出身の吉原颯人さん(18)が「農業の夢を実現するため、頑張りたい」とあいさつした。

 来賓の池田英雄副知事、同校の卒業生でもある金原壽秀JA佐賀中央会会長らが「県の農業を担うリーダーに」と期待した。

 全寮制で、生徒らは寝食を共にしながら農業を学ぶ。最高齢の永松洋平さん(48)は、父親のミカン畑を継ぐといい「息子より若い人たちと一緒に、新しい農業を探りたい」と意欲を見せていた。

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