決定通知書を受け取る鳥栖市の「若楠療育医療センター若楠療育園」の代表者=佐賀市のグランデはがくれ

 子育てや高齢者などへの支援を対象にした公益財団法人「県地域福祉振興基金」(伊藤正代表理事)による助成事業の交付団体が決定した。9日に佐賀市のグランデはがくれで決定通知書の交付式があり、県内の24団体に渡された。

 子育て支援、障害者、高齢者、地域福祉の4部門ごとに交付団体を決めている。今回の交付金総額は約1080万円で、一番多いのは障害者自立生活支援センター「ドリーム・ロード」(佐賀市)の180万円。障害のある人に合わせた教習車が県内にない現状から、低身長や体のまひなどの障害に合わせた教習車の改造と貸し出しに取り組む。

 式後には支援を受ける団体の活動発表もあった。2年目の助成を受ける特別養護老人ホームけやき荘(佐賀市)は、介護者となる家族や地域の人が集う「介護カフェ」の取り組みを紹介。介護に関する情報を発信したり、介護の座談会を開いたりしているという。代表者は「地域の拠点づくりができた。大きな成果だと思う」と実感を語った。

 助成事業は1980年から始まり、これまで約800団体に交付している。

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