ホタルの幼虫をゆっくり放つ子ども=佐賀市城内

 ホタルが飛び交う環境づくりに取り組む佐賀市の「赤松校区ホタル保存会」(蘭晴男会長)は6日、同市城内でホタルの幼虫を放流した。近所に住む家族連れ約30人が成長を願って池に放った。

 同会はホタルが育つ環境を整えようと、11年前に多布施川沿いの「馬洗場」と呼ばれる場所に小さな池を造り、翌年から放流を始めた。この日は子どもたちが「ゲジゲジしてる」「不思議な形」と言いながら、幼虫約300匹を数匹ずつ池に移した。

 幼虫は約1カ月後に土に上がり、成虫になって飛び始めるという。初めてホタルの幼虫を見た近くの富﨑櫂人君(6)は「飛ぶのを見たい」と成長を心待ちにしていた。

 同会は毎年6月にホタルの観賞会を開いている。蘭会長(85)は「子どもの頃はよくここでホタルが飛ぶところを見ていた。人通りのある川沿いなので、観光客にも見てもらいたい」と話している。

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