新シーズンに向け、本格始動した戸上電機製作所陸上部のサイモン・カリウキ=佐賀市の県総合運動場補助競技場

 創部57年目の戸上電機製作所陸上部(佐賀県佐賀市)に初の外国人選手として加わったケニア出身のサイモン・カリウキ(23)が9日、新シーズンに向けて本格始動した。佐賀市の佐賀新聞社にも訪れ、チームの主力としての活躍を誓った。

 カリウキは日本薬科大(埼玉)在学時の2017年に日本学生対校選手権の男子1万メートルで優勝した実績を誇る。今年3月の東京マラソンでは2時間9分41秒の自己ベストで4位入賞を果たし、2年連続で学生トップの快走を見せた。

 戸上の陸上部は1月の全日本実業団対抗駅伝に創部56年で初出場を果たした。日本の実業団で競技を続けたいというカリウキの思いと、外国人選手の獲得を目指していた同部の思いが一致し、加入に至ったという。

 カリウキはこの日、県総合運動場補助競技場であった全体練習に合流。チームの公式練習着を初めて身にまとい、1万メートルのペース走に取り組んだ。1キロを3分5秒で刻み、残り2キロは1キロ2分50秒を切る追い上げを見せるなど好調ぶりを見せた。

 20日の兵庫リレーカーニバル男子1万メートルで初陣を迎える。カリウキは「状態はいい。自分の走りでチームを強くしたい」と意気込んだ。

このエントリーをはてなブックマークに追加