移動式の速度違反自動取り締まり装置が設置された通学路=佐賀市本庄町

 小学校の通学路を対象にした佐賀県警の交通違反一斉取り締まりが9日、各地で実施された。佐賀南署管内では、県警が新たに導入した移動式の速度違反自動取り締まり装置(オービス)が初めて投入され、運転手に注意を促した。

 移動式装置は、従来のレーダーによる違反取り締まりが難しかった狭い道にも設置できる。レーザーで速度違反を検知すると、自動で車両やドライバーを撮影する。昨年度に約1千万円で1台を購入、今月から運用を始めた。

 装置は佐賀市本庄町の本庄小近くの道路脇に設置した。装置のそばには警察官が座り、行き交う車は見慣れない機器があるのに気付き速度を落としていた。

 この日は、県内10カ所で計102件の道交法違反を摘発した。内訳は通行禁止63件、速度違反18件、一時不停止3件、携帯電話の使用7件、その他が2件だった。速度違反のうち、装置による撮影は1件だった。

 移動式装置は2013年から埼玉県などで使われ始め、九州では大分、福岡、宮崎県で運用されている。県警交通指導課は「今後も装置を活用しながら子どもの安全安心に努めたい」とし、定期的に通学路などに設置する。

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