満開に白く色づいたヤマザクラを見上げる=神埼市脊振町服巻の脊振小久保山分校跡

 神埼市脊振町服巻の脊振小久保山分校跡で、現在は社会教育施設「脊振山麓習遊館」の敷地にある一本桜が見頃を迎えている。樹齢推定100年を超えるヤマザクラを一目見ようと、県内外から写真愛好家らが訪れている。

 標高約600メートルにあるため、平野部より気温が低く、市内でシーズン最後の桜として知られる。白い花と赤い新芽が一緒に出るのがヤマザクラ系の特徴。高さ12メートル、根張り15メートル、根回り3・4メートルで、根元から1メートル付近で二股に分かれて四方に枝が広がっている。

 1912年に久保山分校が現在の場所に移転した当初、運動場に植えられたという。2015年には「久保山のヤマザクラ」として市天然記念物に指定された。

 福岡県から近所の写真好き仲間で訪れた白水正代さん(70)は「一度は来たいと思っていたので感動はひとしお。満開のいいタイミングだった」と話し、いろいろな角度から写真を撮っていた。

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