九州電力は、9日付で玄海原発2号機(東松浦郡玄海町)を廃止するとして、経済産業大臣に発電事業変更届出書を提出した。1981年3月に営業運転を開始した2号機は、38年間でその役割を終え、2015年に廃炉が決まった1号機とともに今後30年以上かかるとされる廃炉作業が進められる。

 同社は2月13日の取締役会で廃炉を決定。廃炉に関わる会計関連の手続きなどを社内で行い、9日に廃止を経産相に届け出た。

 2号機は加圧水型軽水炉で出力55万9千キロワット。東日本大震災前の2011年1月から定期検査で運転停止していた。2号機廃止で玄海原発の出力は、再稼働した3、4号機分の計236万キロワットとなるが、「電力の安定供給については問題ない」(九電)としている。

 廃炉の工程などをまとめた「廃止措置計画」を原子力規制委員会に提出する時期について九電は「申請に向けた準備を進めている段階。準備が整い次第、速やかに申請する」としている。

このエントリーをはてなブックマークに追加