自身も楽しみながら子どもたちと交流した元サガン鳥栖の松田悦典さん(中央)=福島県南相馬市の小高小学校グラウンド

ベガルタ仙台戦後に、南相馬の小学生と写真に納まるサガン鳥栖の選手たち=仙台市のユアテックスタジアム仙台

 サガン鳥栖で活躍した選手など九州にゆかりのあるJリーガーOBで編成する「九州レジェンズ」が7日、東日本大震災の復興を支援するサッカー教室を福島県南相馬市の小高(おだか)小グラウンドで開いた。同市のサッカークラブに所属する小学生約100人が参加し、プレーを楽しむことから細かい技術まで幅広く教わった。

 1995年から8年間、鳥栖フューチャーズ-サガン鳥栖でプレーした松田悦典さん(44)、鹿児島県出身でベガルタ仙台にも所属した平瀬智行さん(41)、福岡県出身の千代反田充さん(38)、ロアッソ熊本などでプレーした鈴木祐輔さん(36)の4人がコーチを務めた。

 パスとシュートを練習し、試合にも取り組んだ。コーチ陣は「パスを出す相手と目を合わせて」「受け手の気持ちを考えたパスを」など、一つ一つの動きを意識してプレーすることを教えた。子どもたちは真剣に学びつつ、松田さんを「まっちゃん」とあだ名で呼ぶなど、コーチ陣との交流も楽しんでいた。

 教室は被災地の子どもに元気になってもらおうとサガン・ドリームスがDHCの協力を得て開き、6回目。2回目の参加となった大甕(おおみか)SSSの青田真尋さん(9)は「どの位置にトラップすれば次のパスにつなげやすいか分かった。説明が分かりやすかった」と早くも次回を待ち望む様子だった。

 現在、出身地の埼玉県で整骨院を経営する松田さんは「やっぱりサッカーはいい。ボールを蹴ったらみんな友達になれる。被災地の方にサッカーを通して夢と希望を感じてもらいたい」と話した。教室に参加した子どもと保護者は、仙台市で6日にあったサガン鳥栖-ベガルタ仙台戦にも招待された。

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