好きな着物を着て楽しく踊ることが健康につながっている=伊万里市山代町の楠久公民館

 伊万里市山代町の民舞サークル「芳松会」が結成40年を迎えた。地域の婦人会活動として始まり、メンバーのほとんどが70~90代になった今も、生き生きと踊りを楽しんでいる。

 〈草津よいとこ、いちど~はおいで〉。ラジカセから流れる民謡に合わせ、着物の女性たちがしなやかに踊る。「芳松会」の17人は週に数回、地元の公民館などに集まり、和気あいあいと練習をしている。

 会ができたのは1979年。子育てが一段落した30~40代の趣味づくりとして始まり、当初は50人以上が参加した。昭和から平成と時が流れ、婦人会も解散してメンバーは少しずつ減っていったが、踊ることが好きな人たちが残った。

 メンバーは地域の祭りやイベントで練習の成果を披露し、ボランティアで福祉施設への訪問活動も行っている。最高齢の山浦スエ子さん(95)は「着物を着て踊るのが楽しく、体と心の健康につながっています」と笑顔で語る。

 結成当初からのメンバーで、中山流師範の資格を取った杉原朝子さん(79)は「これからも明るく楽しくを心掛けながら、みんな元気に長く踊り続けたいですね」と話している。

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