第42期佐賀県アマ囲碁最強者戦(佐賀新聞社主催)の初段・二段大会が7日、佐賀市の日本棋院佐賀中央支部で開かれた。決勝戦は溝口政文さん(72)=佐賀市=が三好幹人さん(51)=同市=との攻防戦を制し、中押しで破って優勝した。9~89歳までの25人が腕を競った。

 決勝戦は握って溝口さんが先番。黒の中国流に対し白の二連星でスタート。序盤、白が隅に侵入したため、黒が模様を張る進行になった。白は模様の広がりを防ごうと接近戦を仕掛け、地を稼いだが、代わりに中央の大石が薄くなった。しかし、白はさらに地を稼ぎ、中央はしのぎ勝負に出た。黒は白の薄みを突いて攻撃。溝口さんは白の防戦を的確に攻め、大石を仕留め、中押し勝ちを収めた。

 溝口さんは「準決勝ではミスがあり、負けても仕方ないと思った。相手のミスもあり、勝ったのはまぐれ」と振り返り、「決勝では碁の形や石の効率を意識し、攻めきった」と笑顔を見せた。次のパラマス戦に向けて「高段者の囲碁を参考にしたい」と意気込んだ。

 溝口さんは30年ほど前に「囲碁を趣味にしたらいいのでは」と思い、碁の世界へ。普段はテレビや新聞で勉強したり、近所の高段者からアドバイスをもらったりして腕を磨いている。

 今大会の上位4人は、6月2日に開催予定の三段大会のパラマス戦に出場する。

 ▽1回戦勝者 德山正典(佐賀市)堤博満(同)山下敏春(多久市)田口敬三(唐津市)江頭治敬(小城市)江頭知己(江北町)三好幹人(佐賀市)姉川響(鳥栖市)吉田貴明(佐賀市)諸石昌信(同)本山隆敏(白石町)江島秀臣(神埼市)川口勝己(武雄市)溝口政文(佐賀市)富崎誠悟(神埼市)林田春男(佐賀市)▽2回戦勝者 德山正典、田口敬三、江頭治敬、三好幹人、吉田貴明、江島秀臣、溝口政文、林田春男

 ▽準々決勝

德山 正典  36目半  田口 敬三

三好 幹人  34目半  江頭 治敬

江島 秀臣  中押し  吉田 貴明

溝口 政文  中押し  林田 春男

 ▽準決勝

三好 幹人  中押し  德山 正典

溝口 政文  9目半  江島 秀臣

 ▽決勝

溝口 政文  中押し  三好 幹人

 ▽3、4位決定戦

德山 正典  中押し  江島 秀臣

 ▽5、6位決定戦

吉田 貴明  12目半  田口 敬三

 ▽7、8位決定戦

林田 春男  14目半  江頭 治敬

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