芽を出し始めた茶園の中にシバザクラやチューリップが咲く宮田英敏さん(右)・スミエさん夫妻のシャクナゲ園=嬉野市嬉野町

 佐賀県嬉野市嬉野町不動山の茶農家・宮田英敏さん(81)と妻・スミエさん(74)が自宅周辺に設けたシャクナゲ園が間もなく見頃を迎える。既にシバザクラやハナモモなど一部は満開で、シャクナゲも10日前後には見頃になりそう。5月頃にかけてさまざまな花が楽しめる。

 園は宮田さんの茶園を囲むように約25アールの広さがあり、約250株のシャクナゲが植えられている。白に赤やピンクも交じるハナモモ。シバザクラも目を引き、白、ピンク、薄紫、紫とカラフルなじゅうたんを織りなす。山に囲まれた一帯にはウグイスがさえずり、花の香りが漂う。

 16年前、大病を患ったスミエさんが散歩を楽しめるようにと、英敏さんが整え始めた。今では毎年500人以上が見物に訪れる地域の名所となり、スミエさんも自家製の茶を出してもてなす。

 英敏さんによると、昨年夏から秋にかけての少雨の影響か、シャクナゲは例年よりも花芽が少ないという。それでも「見に来た人に喜んでもらえたら」と手入れを怠らなかった。県道106号沿いの上不動茶業組合製茶工場そばに案内表示がある。

 問い合わせは英敏さん、電話090(3601)7725。

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