2台のピアノを弾き比べる上野真さん(提供写真)

 グランドピアノ市場で長きにわたり人気を二分してきた「スタインウェイ」と「ベーゼンドルファー」のピアノを弾き比べるリサイタルとトークショーが20日13時から、鹿島生涯学習センターエイブルで開かれる。京都市立芸術大学音楽部教授でピアニストの上野真さんが弾き比べ、ベーゼンドルファーの修理に関わった松本安生さんとピアノの修理や歴史を語り合う。

 ピアノ作りに革命を起こしたスタインウェイは、世界最高峰のピアノと名高い。ベーゼンドルファーは「ウイーンの至宝」といわれる。現代のスタインウェイと1890年代のベーゼンドルファーを、上野さんが交互に弾いて違いを聞かせる。

 上野さんはフィラデルフィア・カーティス音楽院でピアノを学び、カーネギー・ホールなどで演奏。ベーゼンドルファー・エンパイア国際コンクールなどで上位入賞を果たしている。

 松本さんは河合楽器調律技術者養成所から、河合楽器製作所に入社。2006年に独立し松本ピアノ工房を設立、多くのピアニストらに指名を受ける調律師としても活躍している。

 主催する日本ピアノ調律師協会九州支部の井手口尚稔さんは「聞き比べると音色の違いがよくわかる。来場者にピアノに触れてもらう企画もある」と話す。チケットは1000円。問い合わせは同佐賀地区代表の小野さん、電話080(3965)0240。

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