秘仏の子安観音が公開される安生寺の本堂=鳥栖市田代本町

 子授けや安産などを祈願する「太田観音」として親しまれる鳥栖市田代本町の太田山安生寺(中原順導住職)で、赤ちゃんを抱いた秘仏「子安観音」が7、8の両日、公開される。2011年から進めてきた大規模改修に合わせて修復した子安観音を初めてお披露目する。

 安生寺は722年、僧行基が観音像を刻み、小堂を建てて安置したのが起源とされる。今回の修復では薬師堂を会館に建て替え、本堂も天井絵などを新しくした。子安観音は京都の著名な仏師に依頼して金箔(きんぱく)の後背を設けるなどしている。全体の修復費用は約1億円。

 子安観音は日ごろは厨子の中に納められている秘仏で本来、12年に1度、寅(とら)年に開帳する。今回は8年かけて進めてきた大掛かりな修復が終了したのを受けて、感謝の気持ちを込めて特別に企画した。

 公開時間は両日とも午前9時~午後5時。7日は午前10時半から稚児行列、11時半から法要を行う。稚児行列には市内をはじめ、福岡市や佐世保市などから約70人の子どもたちが参加する。8日は釈迦の誕生を祝う花まつりで参詣者に甘茶を振る舞う。問い合わせは同寺、電話0942(82)2751。

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