森博美さん「まんだら・空」(縦23センチ×横30センチ、2019年)

 現代絵画の公募団体「青(せい)枢(すう)会」をけん引してきた4人の作家による展覧会が東京都で開かれている。これまでに青枢展の大賞や文部科学大臣賞などを受賞してきた鳥栖市出身の造形作家・森博美さん(66)=群馬県藤岡市=が、CGによる色鮮やかな絵画シリーズなど25点を展示している。

 出品作家は森さんをはじめ、コノキ・ミクオさん、米谷和明さん、斎藤敏文さん。森さんは20代から抽象画に取り組み、近年はCGによる絵画群をインスタレーション作品として発表している。

 新作の「まんだら・空」は、暗黒の宇宙の中を強烈な光の円や弧が浮遊するイメージを表現した。森さんはデジタルによる抽象画制作を「光具合が絵の具より鮮明で、思い浮かぶイメージに近い。抽象はゴールが見えないが、偶然の出会いで完成させている」と話す。

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