山口祥義知事の前で実際にプレーを見せた鹿島高のメンバー=県庁

 3月に千葉県で開かれた「第1回全国高校eスポーツ選手権 ロケットリーグ部門」で頂点に立った鹿島市の鹿島高のメンバーが3日、山口祥義知事に優勝の喜びを報告した。主将の伊東賢洋(けんよう)さん(17)は「強みのチームワークで勝つことができた。練習の成果を出せて良かった」と笑顔で語った。

 メンバーはゲーム好きの仲間5人組で、いずれも新3年生の伊東さん、中原蒼惟(あおい)さん、松本聖(こうき)さん、植松竜也(りゅう)やさん、池田慎平さん。ロケットリーグはサッカーに似たゲームで、米国のゲーム会社が開発。対戦は3人一組で行い、ジャンプや飛行が可能な「バトルカー」を操作して、制限時間内により多くの得点を奪い合う。

 昨年12月末、60チームが4ブロックに分かれて競うオンライン予選トーナメントがあり、神奈川、京都、沖縄を破ってブロック代表に。3月の決勝トーナメントは、大勢の観客が見つめる中の戦いで「普段通りのプレーができなかった」と伊東主将。それでも、準決勝で横浜清風高(神奈川)を2-1、決勝で鶴崎工高(大分)を3-0で下して初代王者に輝いた。

 1年半ほど前からプレーしていた伊東さんと中原さん以外の3人は初心者。昨年11月から始め、経験者2人からポジショニングなどのコツを学び、オンライン上で集まれるときに1日2時間程度と制限して練習を重ねてきた。

 県庁を訪問した生徒たちとゲームを体験した山口知事は「(初代王者として)ずっと鹿島の名が残る。これからも頑張って」と健闘をたたえた。ことし8月に第2回大会が開かれる予定で、中原さんは「また練習を頑張っていく」と意欲を示した。

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