らいふ薬局を展開するナチュラルライフの竹原稔代表

 「らいふ薬局」9店舗を展開するナチュラルライフ(佐賀)=佐賀市、竹原稔代表=が、調剤薬局大手のクオールホールディングス(本社東京都)の完全子会社となったことが4日、分かった。屋号や店舗、従業員の変更はなく、引き続き竹原氏が代表を務める。竹原氏は「大手との資本提携と情報共有により、新サービスに取り組むなど社をワンランク発展させ、より社会に貢献する狙い」と説明する。

 らいふ薬局はサガン鳥栖のスポンサーで、竹原氏はクラブ運営会社の社長も務めている。「スポンサーとしてどう応援できるかも発展的に考えたい。手掛ける各事業が5年後、10年後に総体として地域を元気にできればいい」と述べた。

 クオールホールディングスが、ナチュラルライフ(佐賀)と北陸エリアに調剤薬局19店舗を運営するナチュラルライフ(石川)=金沢市、竹原稔代表=の株式を4月3日付で100%取得してグループ化した。株式取得額は明らかにしていない。佐賀の年商は23億円(2018年8月期)、石川は32億円(同2月期)。子会社化の理由に、らいふ薬局が持つ終末期在宅医療の症例対処など地域包括ケアのノウハウを挙げた。

 クオールグループは1992年創業、2012年12月に東証一部上場。調剤薬局事業、医療系人材派遣・紹介事業などを展開する。調剤薬局・売店は全国765店舗(4月1日現在)、グループ売上高(連結)は1455億1600万円(2018年3月期)。

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