春休みで遊びに訪れた子どもたち。物見やぐらからの景色を楽しむ=吉野ケ里歴史公園

 吉野ケ里歴史公園(神埼市郡)の2018年度の入園者は77万3969人で、01年の開園以来、2年連続で最多来園者数を更新した。歴史学習や観光地として訪れるだけでなく、近隣から公園として利用する人が増えていることが要因という。

 公園は昨年4月から、小中学生の入園料を無料化しており、県が発行する招待券「子育てし大“券”」の利用者が伸びている。スタッフ常駐の大型複合遊具も新しくなり、園内には車もほとんど入らず、利用者からは「子どもを安全に遊ばせることができる」との声が上がっているという。

 ろうそくで勾玉(まがたま)の模様などをライトアップする「吉野ヶ里 光の響」の夜間来園者が、早めに広報するなどしたことで前年度より約1万人増加した。夏には町恒例の祭りを園内で初開催し、約1万人が来園した。

 春休み期間中の2日は県外からの親子連れも多く、福岡県の濱田聖子さん(34)は「こんなに大きな公園はないし、歴史にも興味を持ってもらえたら」と子どもたちが走り回る姿に目を細めた。長崎県から訪れた松田ひなたちゃん(6)は「弥生の暮らしを動画で見てきた。全部楽しい」と満面の笑みを浮かべた。

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