海外からは初となる台湾発のチャーター便が到着し、歓迎ムードに包まれる佐賀空港=平成15年4月、佐賀市

 台湾からの観光客が搭乗した国際チャーター便が3日、佐賀空港に到着した。海外からのチャーター便が同空港に到着するのは、開港以来以来初めて。空港内で歓迎セレモニーが開かれ、当時の井本勇知事らが観光客を出迎えた。

 国内と台湾の複数の旅行業者の共催で、募集定員の約8割に当たる127人の観光客が申し込んだ。3泊4日の日程で、嬉野温泉(嬉野市)や祐徳稲荷神社(鹿島市)、ハウステンボス(長崎県佐世保市)などを巡った。

 1998(平成10)年に開港した佐賀空港は利用客の低迷で名古屋、大阪便が撤退する逆境に立った。県は格安航空会社(LCC)の誘致に乗り出し2012(平成24)年に上海便が就航すると状況が好転。現在国際線は上海、台北、ソウル、釜山プサン、大邱テグの5路線で週21往復するまでになった。

 年間利用者は6年連続で過去最高を更新し、18(平成30)年度は初めて80万人を超えた。そのうち約20万7千人(2月末)は国際線が占める。今後もターミナルビル拡張や滑走路の延長が予定されており、県空港課は「九州のゲートウェイ(玄関口)としてさらに発展させたい」と話す。

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