県議選立候補者30問アンケート

 九州新幹線長崎ルート新鳥栖-武雄温泉間の整備方式の見直しを巡り、佐賀県議選の立候補者45人にアンケート調査をしたところ、武雄温泉駅で在来線特急と新幹線を乗り継ぐ対面乗り換え方式(リレー方式)の固定化を支持・容認したのは6人で、全体の1割強にとどまった。フル規格化に賛成したのは1人で、多額の財政負担などから14人が反対した。ミニ新幹線に賛成したのは2人だけだった。「原発の今後」については約4割に当たる17人が脱原発の立場だった。

 フル規格化に賛成したのは鳥栖市選挙区の自民党の新人だけだった。ミニ新幹線には佐賀市と三養基郡の無所属の新人2人が賛成し、10人が反対した。統一見解で回答した自民現職26人(無所属1人を含む)は「フリーゲージトレインが断念されたため、関係者で幅広く知恵を出し合いながら進められていくもの」として、今後の議論を注視する姿勢を示した。

 原発に関して「すぐに廃止」と答えたのは共産党現職2人と社民党現職1人の計3人。自民の新人や公明党の現職を含む14人は「将来的に廃止」と回答し、合わせて17人が脱原発の考えを示した。自民現職は統一見解として原発を基幹電源と位置付け「再生可能エネルギーを踏まえベストミックスを目指す」と政府方針を踏まえて答えた。

 九州電力玄海原発(東松浦郡玄海町)の地元同意の範囲が立地自治体の玄海町と佐賀県という現状に関しては10人が「十分でない」、8人が「どちらともいえない」、1人が「十分」と回答した。自民現職は「国が責任を持って示すべき」とした。

 使用済み核燃料対策として九電が敷地内への建設を原子力規制委員会に申請している乾式貯蔵施設を巡っては、国民民主党と公明の現職ら8人が「賛成」、7人が「どちらともいえない」、4人が「反対」だった。核のごみの最終処分場の県内への建設は14人が「認めない」、4人が「どちらともいえない」と答えた。

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