近世多久家初代領主多久安順の妻千鶴(1572-1659年)は初代藩主鍋島勝茂の姉で、筑紫(つくし)箏(ごと)の名手として知られていました。 1605年、千鶴は勝茂と徳川家康の養女・菊の婚礼のため、京都・伏見へ行きました。