それぞれが好きな字体で「令和」を書いた神埼高書道部の生徒=神埼高校

新元号発表を祝った餅つき大会で、きねを振るうスタッフら=唐津市のまいづる本店ショッピングプラザ

 新元号「令和」が発表された1日、佐賀県内でも多くの人がテレビの前でくぎ付けとなり、「なじめない感じだけど慣れてくるかな」など、驚きと戸惑いの声が漏れた。商業施設では餅つきなどで祝福ムードが広がり、新元号を席書した高校の書道部員は1カ月後にやってくる「新時代」へ期待に胸を膨らませた。

 佐賀県庁では、発表予定の午前11時半が近づくと、職員が視線をパソコンからテレビ画面に移し、その瞬間を待った。中継で「令和」と報じられると、アルファベットで略称表記の話題も上がり「R元年か」とつぶやく職員もいた。

 佐賀市役所を訪れた40代女性は、娘(20)とスマートフォンで会見動画を見つめた。新元号が分かると「和が入っていて昭和と似ているね」と談笑した。武雄市役所では、市民ホールにある電子掲示板で元号発表のテレビ放送を中継。勉強していた高校生は「思ったより古い感じ」などともらした。

 唐津市大名小路のまいづる本店ショッピングプラザは発表直後、買い物客に振る舞い餅を配った。市内の坂本尚子さん(60)は「今はピンとこないが、『和』の字のイメージが、平和で、いい時代になるのを希望したい」と話した。

 神埼市の神埼高書道部は、全員で新元号を席書した。部長の吉田莉菜さん(17)は「前日からわくわくして待った。まだなじみはないけれど、1カ月後には今と違った気持ちで受け止めているはず」と声を弾ませた。

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