有明海を撮影した写真を語る南里さん=江北町の福祉作業所「ちゅうりっぷのうた」

 江北町の福祉作業所「ちゅうりっぷのうた」で、有明海の自然や漁業者などを活写した写真展が1日始まった。多久市の写真家南里忠宏さん(79)が、国営諫早湾干拓事業で移り変わった海の様子を切り取っている。7日まで。

 写真展には、南里さんが長崎県南島原市口之津町から諫早市小長井町まで訪ねた際に撮影した漁港の様子や、干拓事業による潮受け堤防の閉め切り後、割れた干潟に立つカニの写真など約70点が並んでいる。1997年から2005年ごろまでに撮影した。

 南里さんは「当時の様子を視覚で訴えられないかと思いカメラを構えた」と振り返り、「当時の有明海の現状を見た代弁者として写真展を実施している。多くの人に知ってほしい」と呼び掛けている。午前10時から午後5時まで。入場無料。

このエントリーをはてなブックマークに追加