鳥栖商工会議所は鳥栖市内にある短大、専門学校へ通う学生を対象に理美容室と飲食店の利用動向を調査した。市内では小売業が減り、理美容関連などのサービス業が増えているが、市内の理美容室や飲食店を利用している割合は3割に満たず、福岡市などへ流出していることが分かった。「予想以上に少なかった。若者をターゲットに事業をする場合は、会員制交流サイト(SNS)などを活用して発信力を高める店づくりが必要」と分析している。

 2018年11月に学生1060人を対象に実施し、936人から回答を得た。住所は鳥栖市30%、久留米市15%、佐賀市14・6%などの順で、福岡市は2・3%だった。7割以上が自宅から通学していた。

 これに対して、「よく行く理美容室」の所在地は鳥栖市22%、佐賀市21%、久留米市18%、福岡市14%。「飲食店」は鳥栖市28%、久留米市23%、佐賀市22%、福岡市15%。福岡市からの通学者は少ないが、消費は福岡市など市外へ流れている傾向が分かった。

 学生の51%がインターネットやSNSなどで店の情報を集めており、商工会議所は「都会的な流行店やインスタ映えする店が若者を引きつけている」とみて、今後の経営支援の参考にする。調査結果は会報に掲載し、近く会議所のホームページでも紹介する。

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