陶山さんの代表作「とりんすとりんす鳥栖の町」を合唱するみなさん=鳥栖市の新鳥栖駅

親交のあった人たちらが集い、曲が終わるたびに拍手を送った=鳥栖市の新鳥栖駅

 ♪鳥のさえずりききつつのぼれば(中略)桜花咲く朝日山―。鳥栖市出身で、ふるさとを愛した音楽教育家として今も慕われている陶山聰(すやまさとし)さん(1907~99年)をしのぶミニコンサートが30日、鳥栖市の新鳥栖駅構内で開かれた。教え子ら約60人が集まり、陶山さんの代表作「とりんすとりんす鳥栖の町」を合唱するなど3曲が披露された。

 陶山さんは幸津町出身で、小中学校の教諭を務める一方、鳥栖市をはじめ、県内外の校歌など約3千曲を作った。ことしは没後20年の節目に当たり、親交のあった人たちが「歌い継いでいこう」と2月に顕彰会を設立し、記念のミニコンサートを企画した。

 顕彰会会長の山下正剛さん(63)が「陶山先生が鳥栖を愛していたことがよく分かる歌」と紹介して曲「とりんすとりんす―」を合唱した。陶山さんの長男雅志さん(83)と次女藤崎美枝子さん(80)は「父は感激屋だったので、皆さんと一緒に歌って泣いているでしょう」と感謝の気持ちを表現した。

 今後、顕彰活動を続けていく意向で、事務局長を務める志藤利則さん(72)は「次回は4月27日に開きたい。一緒に歌ってもらえる人を募集している」と話している。問い合わせは同事務局、電話090(9795)4382。

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