女子決勝・神埼-長田 副将戦でドウを狙う神埼の糸山陽香(左)=神埼市の神埼中央公園体育館

 文部科学大臣杯第30回記念神埼市長旗全国選抜中学生剣道大会(神埼市・佐賀新聞社主催)は29日、神埼中央公園体育館であり、男子81チーム、女子70チームが競った。

 佐賀県勢は女子の神埼が決勝で長田(長崎)を2-1で下して20年ぶり2度目の頂点に立ち、龍谷が8強入りした。男子は江北、三瀬のベスト16が最高だった。

 男子は国士舘(東京)が初優勝。閉会式では優勝した国士舘、神埼に優勝旗や賞状などが授与された。

 

 【男子】準々決勝 老司(福岡)3-2高森(熊本)、長崎南山4-0上陽北汭学園(福岡)、国士舘(東京)4-0久御山(京都)、東陽(大分)4-0杵築(大分)▽準決勝 老司1-1長崎南山(代表者戦)、国士舘3-0東陽

 ▽決勝

国 士 舘 2-2 老   司

    (代表者戦)

 【女子】準々決勝 神埼2-2杵築(本数勝ち)、志布志(鹿児島)3-0龍谷、長田(長崎)2-1桜丘(岐阜)、小山三(栃木)2-1松山北(愛媛)▽準決勝 神埼3-0志布志、長田1-1小山三(代表者戦)

 ▽決勝

神埼 2-1 長田

 

地元の大声援受け勢い

 第30回の記念大会で地元の剣士たちが躍動した。女子の神埼が腕試しとなる26日の錬成会から一つも星を落とすことなく頂点まで駆け上がった。志波哲郎監督は「自分たちで高め合い、よく戦ってくれた」とたたえた。

 神埼は2連覇を目指した昨年12月の全国若鷲旗大会で3位。決勝進出を杵築(大分)に阻まれ、選手たちには悔しさが残っていたが、この日は準々決勝で杵築に本数勝ちして勢いに乗った。

 決勝の長田戦(長崎)は先鋒(せんぽう)佐藤蓮佳が鮮やかにメン2本を決めて主導権を握ると、副将糸山陽香がコテを奪って試合を決めた。

 チームのスローガンは「稽古で泣き、試合で笑え」。1、2月の厳しい練習を乗り越え、選手たちは大勢の応援団の前で歓喜の瞬間を迎えた。県内女子は神埼、大和、三瀬、龍谷など上位校の戦力が拮抗(きっこう)しており、佐藤は「切磋琢磨(せっさたくま)してチーム力を上げていきたい」と意気込んだ。

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