有田町での滞在で創作活動の幅が広がったことを報告したローラ・ディモーヴァさん=有田町の県陶磁器工業協同組合

 有田町で創作活動に取り組んできたローラ・ディモーヴァさん(37)=ブルガリア出身、フィンランド・ヘルシンキ在住=が滞在を終え、28日夕、県陶磁器工業協同組合で活動報告会を開いた。磁器作りと展示空間との出合いで作品の幅が広がったと、支援に感謝した。

 視覚芸術が専門のディモーヴァさんは、海外のクリエーターが有田町で創作活動を行う佐賀県の「クリエイティブ・レジデンシー・イン・アリタ」に参加、1月中旬から滞在していた。

 「有田の自然がインスピレーションを与えてくれた」と環境を気に入り、人の顔や手などさまざまな焼き物作りに挑戦。完璧ではないものの美しさを表現したいと、あえて割れたようにみえるものも制作した。

 23~25日に町内でインスタレーションの作品展も開催。「素晴らしい展示スペースを発見し、初めて作品を屋外に展示することができた」と、作品と空間が一体となった展示手法に手応えを感じていた。秋に母国の美術館で作品を発表するという。

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