2月17日に投開票された鳥栖市長選を巡り、10票差で落選した新人候補の岡本梅夫後援会長(71)らが選挙と当選の無効を求めた異議申し出について、市選挙管理委員会は棄却を決定し、3月29日に申し出人に決定書を告示した。

 申し出書によると、2月14日の現職候補の総決起大会で、公選法で禁止された18歳未満の子どもを選挙運動に利用した疑いがあるとして選挙の無効を訴え、無効票211票を含む全ての票の再点検も求めていた。

 市選管は3月28日に委員会を開いて審理した。選挙が無効とされるのは公選法に違反した場合などに限られていることから、主張は「異議申し出の理由に当たらない」として棄却した。

 票の再点検については、各候補者から選定された開票立会人が票を確認するなど法令に基づき厳正に開票事務が実施されているとして「当選の無効を求める理由は認められない。再点検は必要ない」と棄却した。

 決定に不服がある場合は、21日以内に県選管に審査を申し立てることができる。岡本会長は「持ち帰って協議したい」と話した。

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