「自然の大切さを学びたい」などと決意を披露する塾生=平成15年3月29日、鳥栖市の市村自然塾九州

 「生きる力を大地から学ぶ」を理念に、農作業や自然体験を行う「市村自然塾九州」が鳥栖市河内町に開塾した。1期生となった佐賀、福岡両県の男子小中学生30人が入塾式に臨み、これから始まる体験に胸を弾ませた。

 入塾式で、河内利大初代塾頭が「自主、自立、自律性を培って」と激励。塾生たちは「動物の世話をしたい」「農作業を覚えて立派な百姓になりたい」「友達をつくりたい」「自然の大切さを学びたい」と一人ずつ決意を披露した。

 自然塾はコカ・コーラウエストジャパン(現コカ・コーラボトラーズジャパン)が、同社初代社長でリコーの創業者、故市村清氏(北茂安町出身)の生誕100周年記念事業の一つとして取り組み、NPO法人「市村自然塾九州」が運営。山あいの旧河内小跡地に塾舎を建設し、周囲の農地4千平方メートルを借りた。

 塾生は3~11月の隔週金曜夕方から日曜まで2泊3日、農作業や自然体験のプログラムを通じて「生きる力」を養う。2期生からは女子の塾生も受け入れている。

 今年も17期生の男子30人、女子30人が入塾。第1ステージではジャガイモの定植などを体験した。(岳英樹)

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