青年海外協力隊としてマーシャル諸島に赴任することを副島良彦副知事(右)に報告した理学療法士の吉野純さん=県庁

 青年海外協力隊員として太平洋のマーシャル諸島に赴任する理学療法士の吉野純さん(28)=唐津市出身=が27日、県庁を訪れ副島良彦副知事に出発を報告した。培ってきた技能を2年間の現地活動で生かし、医療現場の課題解決に力を尽くすことを誓った。

 吉野さんは勤務していた病院で途上国出身の医療関係者と出会い、必要な医療が平等に受けられる環境にないと聞き衝撃を受けた。「当時はちょうど父親が首の骨を折る大けがをして、もし日本でなかったらと、考えさせられた」と吉野さん。途上国の医療環境整備に貢献したいという思いから青年海外協力隊を志望した。

 来月から2021年4月まで現地の病院で勤務しつつ、医療関係の行政機関にも所属する。「糖尿病の有病率が世界一高いといわれているので、解消に向け、どう切り込めるか考えたい」と意欲を見せた。

 帰国隊員の報告もあり、太平洋のパラオに赴任していた嶋津眞由美さん(61)が栄養士として現地の学校給食の衛生管理や調理指導に当たったことなどを振り返った。

 他の帰国隊員は次の通り。(敬称略)

 黒岩春地(セントルシア、コミュニティー開発)▽山田成子(ザンビア、PCインストラクター)▽津上有佐(エチオピア、音楽)

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