JR小城駅前に設置された中林梧竹の立像。除幕式では、地元の子どもたちが賛歌を披露した=小城市

 佐賀県小城出身の書家、中林梧竹(1827~1913年)のモニュメントが小城市のJR小城駅前に設置され、27日の除幕式で市民に披露された。独創的な作風で新たな境地を開き、「明治の書聖」と呼ばれた書家を顕彰する。

 机で墨筆を滑らせる姿をかたどった等身大の立像で、高さ約1・6メートル。佐賀市の中央大通りに設置されているものを、肥前さが幕末維新博推進協議会が複製した。

 除幕式には、中林梧竹のひ孫や顕彰会の会員たちも出席した。中林家4代目当主の中林秀利さん(68)=三日月町=は「生前にこよなく愛した天山を望める場所に戻り、本人も喜んでいるだろう」と話し、江里口秀次市長は「小城の玄関口で、より多くの人に見てもらえるのは意義深い」と語った。

 協議会は、維新博で設置したモニュメント25体のうち、11体を新たに制作。出身地の9市町が受け入れ、公園などに設置している。

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