薬師寺に奉納された散華をもとに制作された木版色紙展=佐賀市の佐賀玉屋

 東山魁夷や平山郁夫、小倉遊亀らによって描かれ、薬師寺(奈良)に奉納された「散華(さんげ)」をもとにした木版色紙の展示会が佐賀市の佐賀玉屋本館6階ギャラリーで開かれている。風景や花など、美術界の巨匠らの世界を楽しめる39点が並ぶ。4月1日まで。

 「散華」は、法要の際などに仏を供養するため、ハスの花びらをまく儀式。1986年の薬師寺の伽藍(がらん)復元の際、修復費の一助にと、有名作家らが作品を奉納。京都の版画家・徳力富吉郎が木版画にした。

 作品はいずれもハスの花びらの形をしていて、平山の「笛吹童子」や「夏の塔」などが目を引く。問い合わせは佐賀玉屋、電話0952(24)1151。

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