ユニバーサルツーリズムについて考えたフォーラム=嬉野市文化センター

 要介護者や身体障害者の温泉旅行の推進を考えるフォーラムが25日、嬉野市文化センターで開かれた。入浴介助に取り組むヘルパーや、民間救急サービスを行う福岡県糸島市の有限会社「民間救急らかん」などが活動を報告した。誰もが気兼ねなく旅行できる「ユニバーサルツーリズム」の促進に向けて、理解を深めた。

 「らかん」は、緊急性のない患者や、寝たきりの高齢者を運ぶ民間救急サービスに取り組んでいる。報告では昨年10月、脳性まひのため、一度も旅行したことがないという患者が嬉野温泉へ旅行した際にサポートした事例などを紹介した。

 嬉野温泉の旅館で入浴介助に取り組むヘルパーの川野美佐子さんは、月2回ほど依頼を受けている。川野さんは、硬いタイルの浴槽で、介護者の皮膚を傷つけないようにする配慮などを紹介し「いろんな機関で情報共有して、より良い入浴介助にしていければ」と話した。フォーラムは、バリアフリー観光を進める団体「佐賀嬉野バリアフリーツアーセンター」が主催し、関係者約30人が出席した。

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