福岡県と熊本県の選手を招いて開いた小倉百人一首かるた部門プレ大会=佐賀市の県総合体育館

 7月から佐賀で開催される「第43回全国高校総合文化祭」(2019さが総文)を控え、26日に小倉百人一首かるた部門プレ大会が県総合体育館で開かれた。福岡県や熊本県から高校生を招き、同部門の生徒実行委員や部員、運営協力校の生徒など約130人が本番さながらの緊張感をみなぎらせて大会運営にあたった。

 県内には小倉百人一首かるた部門の正式な部活動がなく、競技経験のある生徒が少ない。致遠館高サッカー部や佐賀西高バドミントン部など、未経験の生徒ら4校約110人に協力を得て運営した。事前に研修を受けた生徒らは、データ集計や記録などで緊迫する大会をサポートした。読み札を入れる陶器の読誦どくしょう箱は、有田工業高セラミック科を卒業する生徒らが作った。

 同部門生徒実行委員長を務める致遠館高1年の吉村祐一さん(16)は「未経験の生徒にも競技の特色を理解してもらい、選手が気持ち良く楽しめる大会にしたい」と話し、「競技の魅力は静と動のメリハリで、日本人のけじめの精神にも通じる。生の競技かるたの迫力を会場で味わって」と呼び掛けていた。

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