指導を受け、刀を使った動きの練習をする致遠館高・吟詠剣詩舞同好会の生徒たち=佐賀市の佐商会館

昨年11月にあった、さが総文プレ大会の吟詠剣詩舞部門の様子=唐津市民会館

 致遠館高吟詠剣詩舞同好会は、部活動として活動する県内唯一の団体。現在、1、2年生合わせて13人が練習に励んでいる。全員が初心者からのスタートだが、連盟から指導者を招くなど、内容の濃い練習で技術を磨いている。

 活動は週に3回ほど、大会前は毎日練習する。週に1度は佐賀県吟剣詩舞道総連盟の新郷正武さん、森洋子さんを招き、本格的な指導を受ける。発声、吟詠、模擬刀を使った基本動作などを全員で行った後、剣舞など各自の専門分野を練習する。

 部長の2年野中鈴さん(17)は「吟詠は専門的な音程や『揺り』と呼ばれる独特な節回しとそのパターンを覚えることが難しい」という。メンバー同士で意見を言い合い、互いに納得のいく練習を通して、独特の難しさを克服している。

 副部長で2年の宇都宮凜さん(17)は「はかまを着て動く剣舞が好きで、日本刀もかっこいい」と魅力を語る。同校では地域のイベントなどにも出掛け、練習の成果を披露している。

 

■さが総文では 漢詩や和歌演目披露

 吟詠剣詩舞部門は7月28日、唐津市民会館で開かれる。都道府県から合同チームか単独校の各1団体が出場し、吟詠や剣詩舞、構成吟を選択して披露。漢詩や和歌、情景などを題にした演目で観客を魅了する。

 競技とは異なり、出場グループの発表の場という位置づけで行う。

 佐賀県からは、県内4校から14人の生徒が集まり合同チームで出場する予定。吟や剣舞などを組み込んだ「構成吟」で佐賀にゆかりのある演目を披露する。

 昨年11月に唐津市民会館で開かれたプレ大会では、県内4校と長崎県の高校生らが参加。漢詩や地域にゆかりのある演目で独吟や剣舞、詩舞などを披露した。化粧し、はかまや着物を身にまとって披露する生徒たちの演目は見応えがあり、本大会に向けて雰囲気を盛り上げた。

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