九州厚生局佐賀事務所は26日、佐賀市の整骨院について、患者に代わって医療費を保険者に請求する権限(受領委任)を中止したと発表した。処分は15日付で、期間は5年間。医療費約102万円の不正請求の疑いがあったが、監査への出頭に応じなかったため。整骨院は18年5月に廃止、同6月には受領委任の辞退届が提出されている。

 佐賀事務所によると2017年9月、全国健康保険協会佐賀支部から整骨院に不正の疑いがあると情報提供があり、佐賀事務所や各保険者が調査。少なくとも15年7月から18年4月に、施術をしているように装った架空請求が126件約95万3千円、施術内容を水増しした不正請求が16件約6万9千円あった。

 佐賀事務所が監査のため出頭要請したが、18年10~12月に3回に渡り応じなかった。このため受領委任の中止が妥当と判断した。

 昨年4月の聞き取りでは「全て申請書のとおりに施術した」と否定していたという。

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