中学男子の部で頂点に立った藤井太己(江北)=神埼市の日の隈カンツリークラブ

高校女子の部で2連覇を達成した河野あずみ(敬徳)=神埼市の日の隈カンツリークラブ

 第20回佐賀県ジュニアゴルフ選手権大会(県ゴルフ協会・佐賀新聞社主催)は26日、神埼市の日の隈カンツリークラブで開かれた。中学男子の部は藤井太己(江北)、プレーオフとなった同女子の部は芦谷夢華(福岡・原)が頂点に立った。高校男子の部は大嶋彬楽(敬徳)が初めて制し、同女子の部は河野あずみ(同)が2連覇を達成した。

 大会は選手育成や競技力向上を目的に開き、小学生から高校生までの男女計8部門に佐賀、福岡、長崎の3県から68人が出場。18ホールズストロークプレーで競った。

 開会式では県ゴルフ協会の指山弘養会長らが選手たちを激励。閉会式では佐賀新聞社の田中稔営業局長が上位選手を表彰した。

 

強風我慢し、手堅く藤井

 8人が争った中学男子の部は、藤井太己(江北1年)が昨年の小学高学年の部に続いて優勝を飾った。「風が強かったが、何とか我慢できた」と笑顔を見せた。

 アウトスタートの前半は「ティーショットの感覚が合わなかった」。9番でダブルボギーをたたくなど苦しんだが、後半の16番ではバーディーパットを沈めて踏ん張り、前後半とも2オーバーでまとめた。

 父・孝さんの影響で5歳から江北町ジュニアゴルフスクールで技を磨いてきた。

 小学1~3年の時に大会3連覇を果たすなどめきめきと力を付け、野田滋博監督は「言われたことをすぐに再現できるのが強み」と太鼓判を押す。

 憧れの選手は元世界ランキング1位のタイガー・ウッズ(米国)。4年後の国民スポーツ大会佐賀大会での活躍が期待される13歳は「苦手な短いパターを克服したい」と語った。

 

 

 【男子】高校の部 (1)大嶋彬楽(敬徳)71(2)大川内一翔(鹿島)81(3)宮園裕希(同)85▽中学の部 (1)藤井太己(江北)76(2)松井優(福岡・香椎第二)78(3)濵山文飛(福岡・城南)81▽小学高学年の部 (1)木下大峰(福岡・南薫)77(2)吉岡智哉(江北)84(3)田中倖成(同)88▽同低学年の部 (1)平尾孝太(兵庫)90(2)三明優太(福岡・玄洋)91(3)廣木直翔(神埼)93

 【女子】高校の部 (1)河野あずみ(敬徳)75(2)鶴丸京香(福岡女学院)80(3)町田理奈(長崎明誠)80▽中学の部 (1)芦谷夢華(福岡・原)71(2)櫻井心那(長崎・山里)71=1、2位はプレーオフによる(3)大内瑞喜(城北)76▽小学高学年の部 (1)川口らん(福岡・警固)79(2)吉松鈴梨(福岡・須恵第二)81(3)畠田瑠(福岡・吉塚)85▽同低学年の部 (1)田中凛(江北)120(2)大賀愛娘(福岡・東光)127(3)北村芭生(五町田)144

 

大会講評 永田満競技委員長 負け試合から学んで

 日の隈カンツリークラブは大人が回っても思うようにいかない難しいコースで、スコアメークに挑んだ選手たちにはいい経験になったはずだ。

 この大会は小学校低学年の選手が参加できるのが魅力の一つで、裾野の広がりを感じている。ゴルフは負けた試合から学ぶことが多い。いいゴルファーを育てるために尽力してくださっている周囲の方々の思いを心に留め、練習に取り組んでほしい。

選手ひとこと

 芦谷夢華(中学女子の部優勝)プレーオフは初めての経験で緊張した。ドライバーが荒れ気味だったが、アプローチでしっかりカバーできた。

 河野あずみ(高校女子の部優勝)前半出遅れ、後半は小さなミスを減らすことを心がけた。2連覇は全国総体出場を目指す上で自信になる。

 大嶋彬楽(高校男子の部優勝)目標のアンダーパーで回り、2位に終わった昨年のリベンジを果たせた。今後は短いパターの精度を高めたい。

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