NPO法人みなくるSAGAの上野忠司理事長(右)ら=佐賀市富士町の道の駅「しゃくなげの里」

 佐賀の自然を自転車で体感する「水源(みず)の里サイクルツーリズム」の開設を祝うセレモニーが25日、佐賀市富士町の道の駅「しゃくなげの里」で開かれた。関係者ら約10人が出席し、開設を祝うとともに、新たな観光への期待を寄せた。

 嘉瀬川ダムなどがある水源地域の活性化を目的に、佐賀市のNPO法人みなくるSAGAが昨年6月から取り組んできた。セレモニーでは、自転車のサドルをかけて置く「サイクルラック」や地図の看板を設置し、本格的な事業の開始を祝った。

 ラックは富士町の間伐材を活用し、富士町や三瀬村の飲食店や温泉街など20カ所に設置。ラックの設置場所やモデルコースを紹介したパンフレットも各地に配布した。福岡から車で訪れる家族連れやツーリングが盛んな台湾からの観光客を視野に入れているという。

 同法人の服部二朗さん(67)は「自動車に自転車を乗せて、乗り換えてから目的地へ向かってもいい。時間をかけてゆっくりと過ごしてほしい」。上野忠司理事長(69)は「3~4年後には地域の自然や人々との交流を楽しむ“グリーンツーリズム”を目指したい」と目標を語った。

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