トークセッションで学生らと話す(画面奥から左下に)井上祐希さん、鳥谷憲樹さん、片渕将陛さん。左端は司会の鹿児島県職員・池田康朗さん=武雄市の「トラットリヤ ミマサカ」

 地元で活躍する大人になる方法を教える「塾」が23日、武雄市のイタリアンレストラン「トラットリヤ ミマサカ」で開かれた。中学生から大学生まで約20人が参加し、講師の経験談から「カッコいい大人」へのヒントを得た。

 同店オーナーの鳥谷憲樹さん(36)=武雄市=や有田焼作家の井上祐希さん(30)=有田町=らが講師役を務めた。

 鳥谷さんは、東京の大学や栄養専門学校に入ったが、「やりたいのは調理より接客」と気付き、ホテルに就職。イタリア修業を経て故郷の武雄市山内町で店を開いたという。「人と違う道が付加価値になる。選択に迷ったらマニアックでちょっとしんどそうな道に進んで」と呼び掛けた。

 アパレルブランドを経て有田焼の修業を始めた井上さんは「好きなことやワクワクすることを大事に」と信条を披露した。

 講師たちのトークセッションも行われ、武雄中3年の百武あい子さん(15)は「紆余(うよ)曲折して面白い大人になるのもいいかなと思った」と話した。「トリヤ塾」と名付けて初開催した鳥谷さんは「身近に面白い大人がいると知ることが、一度(佐賀の)外に出た子どもたちが戻ってくることにつながると思う」と狙いを語った。

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