フラットなコースが人気のさが桜マラソン。完走率は今年も9割を超えた=神埼市神埼町

 「さが桜マラソン2019」(佐賀新聞社・佐賀陸上競技協会・佐賀県・佐賀市・神埼市主催、ミサワホーム佐賀特別協賛)は24日、佐賀市と神埼市を舞台に開かれた。心地よい春の日差しを浴びながら市民ランナー約1万人が全国屈指のフラットなコースを快走。今年も高い完走率を残した。熱気に満ちた大会を振り返る。

 1989(平成元)年にハーフマラソンで始まった大会は今年で30回目を迎え、7年目となったフルマラソンには9279人(男子7617人、女子1662人)が出走。最高気温14・9度と絶好のランニング日和となり、完走率は昨年と同じ91・7%(男子92・5%、女子87・9%)に達した。4年連続で9割を超え、走りやすい大会であることを改めて裏付けた。

 レースは、男女ともに佐賀県陸上界をけん引するエースが活躍した。男子フルマラソンは戸上電機製作所の溝田槙悟(小城市)が北村宙夢(日本文理大)との一騎打ちを制し、2時間20分7秒で初優勝。女子フルマラソンは吉冨博子(メモリード)が自身が持つ大会記録にこそ及ばなかったものの、頭一つ抜け出した強さを見せ、3年連続4度目の栄冠をつかんだ。

 全国から佐賀を訪れたランナーに「佐賀の味」が並ぶ給食は好評だった。定番となった神埼そうめんや小城ようかん、県産イチゴ「さがほのか」などに加え、今年は「ミンチ天」も初登場。

 3千人を超すボランティアが大会を支え、約8万人の観衆が沿道を埋めた。給水所などでは自治会メンバーや高校生らが絶え間なく励ましの言葉を送り、ゴール後はランナーの多くが感謝の言葉を口にした。

 平成とともに30回の歴史を刻んだ「さが桜マラソン」は、多くの市民に支えられ、全国からランナーが集う県内屈指の一大スポーツイベントに成長した。佐賀県らしい「沿道の応援」や「おもてなし」を継続し、新元号で迎える来年の大会がさらに盛り上がることを期待したい。(さが桜マラソン取材班)

 

フルマラソン完走率

2013年 92・1%

2014年 92・7%

2015年 88・4%

2016年 90・5%

2017年 92・4%

2018年 91・7%

2019年 91・7%

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