JR肥前竜王駅で起きた特急同士によるトラブルで、福岡市内で22日夜に記者会見したJR九州幹部は「衝突の危険性があった。深く反省している」と沈痛な面持ちで謝罪した。

 博多駅前にあるJR九州本社7階の会場には、約40人の記者やカメラマンが詰め掛けた。午後8時前に現れた松本喜代孝安全推進部長ら幹部3人は「お客様に多大な迷惑を掛けた」と約10秒間、頭を下げた。

 会見では「同様の事案が過去にあったか」との質問が相次いだが、幹部らは「初めてだ」「想定したことがなかった」と困惑した様子で答えた。2016年度予定の株式上場を控えてのトラブルだったと指摘され、松本氏は「安全確保が特に重要な時期だ」と答えた後に「今だから、言うのではない。安全第一は常に確保すべきだ」と言い直す場面もあった。

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