好天に恵まれる中、佐賀県庁前の道路を埋め尽くすように走る大勢のランナー=佐賀市

 「さが桜マラソン2019」(佐賀新聞社・佐賀陸上競技協会・佐賀県・佐賀市・神埼市主催、ミサワホーム佐賀特別協賛)が24日、佐賀市と神埼市を舞台に開かれ、国内外の市民ランナー約1万人が春色の肥前路を駆け抜けた。マラソン男子は、戸上電機製作所の溝田槙悟選手(小城市)が2時間20分7秒で初優勝。同女子はメモリードの吉冨博子選手(佐賀市)が2時間42分11秒で3連覇を果たした。

 マラソンには9279人(男子7617人、女子1662人)が出走し、6時間半の制限時間内の完走者は8509人(男子7048人、女子1461人)だった。完走率は昨年と同じ91・7%(男子92・5%、女子87・9%)で、4年連続で90%を超えた。県勢は優勝した2人のほか、北村宙夢選手(佐賀市)が男子2位に入るなど4人が入賞。記録をとらないファンラン(9・8キロ)には約1800人が参加した。

 大会は1989(平成元)年にハーフマラソンと10キロ、5キロの3部門で始まり今年で30回目。フルマラソンとなって7回目となったこの日は、穏やかな春の日差しが降り注ぐランニング日和となり、ランナーたちはそれぞれの思いや目標を胸にゴールを目指した。

 スタート前のセレモニーでは、山口祥義知事や大会会長の中尾清一郎・佐賀新聞社社長らが「選手と沿道が一体となってつくり上げた大会。今年もみんなで盛り上げましょう」と激励。大会ゲストでアテネ五輪や北京五輪に出場した土佐礼子さんや、ハーフマラソン時代から含めて30回連続出場となるメキシコ五輪銀メダリストの君原健二さんらも「完走を目指し、ともに頑張りましょう」とエールを送った。

 大会では3千人のボランティアが給水などを担当し、約8万人の観衆が沿道からランナーを励ました。君原さんはファンランで市民ランナーと交流。ものまねアスリート芸人のM高史さん、アトランタ・パラリンピック金メダリストの栁川春己さんはフルマラソンを完走した。

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