テープカットでトンネル開通を祝う、当時の井本知事(中央)ら=平成13年3月25日、藤津郡塩田町

 鹿島市と現嬉野市を結ぶ県道整備の一環で、藤津郡の旧塩田町と旧嬉野町の間に鳥越トンネルが開通した。町境の鳥越峠を越える従来の道路より通行がスムーズとなり、長崎道嬉野インターチェンジへのアクセスも便利になった。

 鳥越トンネルは全長604メートル。幅11・25メートルで上下1車線。総事業費は約20億円をかけた。

 鹿島市の国道207号を起点に嬉野町の国道34号を結ぶ県道は当時道幅5~6メートルと狭く、急傾斜や急カーブが多いため、1995(平成7)年から道路改良工事に着手していた。このうち、鳥越トンネル建設には99(同11)年から取り組んだ。

 塩田町側の入り口であった開通式には井本勇知事(当時)や同線建設促進期成会会長を務めた杉光克己塩田町長(同)らが出席。テープカットや通り初めで開通を祝った。

 翌2002(同14)年春には、嬉野町吉田地区に皿屋バイパス(840メートル)も開通。その後、道沿いには農産物直売所ができるなどバイパス整備は地域住民らに大きな影響を与えた。トンネルを嬉野町側に出ると望める嬉野町吉田の「納戸料の百年桜」は間もなく見頃を迎える。(新元号まであと37日)

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