車の絵本に見入る子ども。千冊を超える絵本が並んだ=嬉野市社会文化会館リバティ

 千冊を超える絵本を集めたイベント「うれしの絵本カーニバル」が23日、嬉野市社会文化会館リバティで始まった。子どもたちはさまざまなジャンルの絵本から好きなものを選び、想像力の翼を広げた。入場無料。24日まで。

 嬉野市の宮崎千絵さん、福田千尋さん姉妹による絵本作家ユニット「ちえちひろ」などでつくる実行委が初めて市内で実施。雨や動物、乗り物など100のテーマに分けて絵本を陳列し、絵本の原画も並んだ。

 久留米市の中島優志君(1)はトラックなど車の絵本を次々と手に取り、ページをめくった。母親の久美子さん(28)は「絵本は親子のコミュニケーションツール。書店や図書館では子どもが騒ぐと周囲に気を遣ってしまうので、こんなイベントはありがたい」と笑顔を見せた。

 粘土を使ったワークショップもあり、サッカーが好きな新栄小3年の副島健ノ介さん(9)は「甲羅がサッカーボール模様になった亀『サッカメ』をつくってみた」と真剣に作業していた。

 イベントを共催した福岡県の財団法人「子ども未来研究センター」の目黒実代表は「絵本は子どもにとって宝島であり、親友。生きていく中での助けになる」と語る。宮崎さんは「現代っ子は勉強や習いごとに忙しく、生活に『余白』が必要と思って企画した。普段とは違う空間で絵本を楽しんでほしい」と来場を呼び掛けた。

 24日は貼り絵のワークショップが午前11時から、ちえちひろ」の工作ワークショップが午後3時から開かれる。それぞれ参加費が500円で、先着20人で締め切る。

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