さが桜マラソンに中国や韓国から参加する選手団を応援する旗を作成した三田川中の美術部員たち=吉野ヶ里町の同校

 吉野ヶ里町の三田川中(有馬ゆかり校長)の美術部8人が、24日に開催される「さが桜マラソン2019」に出場する中国・韓国選手団を応援する旗を作成した。当日はコース沿道に掲げ、選手たちを勇気づける。

 佐賀地区の日中友好協会で副会長を務める佐保文明さんが、三田川中で初任者指導教員として勤務していたことがきっかけ。昨年は応援旗を業者に頼んだが「子どもたちの手で作ってみてはどうか」と思いつき、学校に提案した。美術部顧問の佐藤晴一教諭が快く受けて制作が始まった。

 生徒たちは三つの班に分かれ、縦1・5メートル、横1・8メートルの布に思い思いの場面を描いた。ゴールを懸命に目指すランナーをイメージしたものや吉野ケ里歴史公園内を走る姿、韓国の国旗を人に見立ててハングル文字で歓迎の気持ちを伝えた作品を約1カ月で完成させた。佐藤教諭は「布は(裏に)しみて書きづらく苦労していた。ただ、それぞれ違った個性があって明るく、桜が描かれて春らしくできている」と生徒たちの頑張りをたたえた。

 部長の西陽奈多ひなたさん(14)は「みんなのチームワークで頑張って、完成できた」と胸を張った。春の“肥前路”を走るランナーに向け「この旗で勇気づけられるかどうかは分からないけど、『みんなが見ていて、応援しているよ』と感じてもらいながら走ってもらいたい」と選手たちにエールを送った。

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