諸江さんがクレヨンや水彩で描いた抽象画など約80点が並ぶ=佐賀市松原のギャラリーシルクロ

 自由な発想で抽象画や動物の絵を描く画家の諸江和美さん(45)=佐賀市=の新作展が、佐賀市のギャラリーシルクロで開かれている。昨年から1年間描きためた絵を中心に展示している。31日まで。

 抽象画には事前にテーマを設けず、「描いているときに『面白い』と心が動いたかが大事」と作品づくりのこだわりを話す。作品の中には、使用済みの米袋に描いた作品もあり、「もともと古い物が好きで、描き心地も好みだった」という。

 「くつ下の穴をふさぐ」は、全体が紺色に塗られた画材の1カ所に穴が開いている。穴は絵の具を重ねて塗っているときに破けてしまったといい、「これもありかな」と作成時のハプニングを作品の味とした。

 イラストを描く仕事も受けるという諸江さんは「イラストの仕事とは違い、自由に好きなものを描いた。力を出し切りたいという気持ち」と振り返った。

 紙の容器の中に、さまざまな紙を貼って動物や人を表現した作品なども展示している。

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